HIFU(High Intensity Focused Ultrasound - 高密度焦点式超音波治療法)

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HIFU原理
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HIFU原理

超音波とは、トランスデューサーが発する人間が聞き取ることのできない高周波振動です。超音波は細胞組織を通してエネルギーを伝播します。透視画像用としての超音波エネルギーは僅かですが、超音波の強度を上げ、一点に収束させることによりHIFUは、細胞組織に大きなエネルギーを付与し、組織の破壊を引き起こします。※1

組織の破壊には、熱的効果とキャビテーションの2つのメカニズムが作用しています。熱的効果は超音波エネルギーが組織内に吸収され熱に変換されることによりもたらされます。条件が整えば、破壊対象の組織の温度は回復不能なダメージを与えるのに充分なレベル(70ー90℃)まで数秒で上がります。
一方キャビテーションは対象領域での超音波と微泡の相互作用の結果です。この相互作用が微泡の振動、組織の破壊そしてエネルギーの分散を引き起こし、焼灼(アブレーション)を促進します。
これら2つのメカニズムが凝固壊死による細胞破壊を促す要因となっています。※1

※1 High-Intensity Focused Ultrasound(HIFU) for Prostate Cancer.-FJ Murat MD,L Poissonnier MD,G Pasticier MD,A Gelet MD,Page 244 Cancer Control,July 2007,Vol.14,No.3.

●HIFU(High Intensity Focused Ultrasound - 高密度焦点式超音波治療法)の一般的な情報は次のウェブサイトで閲覧可能です。

Maple Leaf HIFU

Urology Health. org

European Association of Urology

日本泌尿器科学会